今さら聞けない、知っておきたいクラウド関連のキーワード集(PaaS編)
2010.03.31
《PaaS》
PaaS(Platform as a Service)はクラウドコンピューティング上でプラットフォームを提供するモデル。ここでいうプラットフォームとは「開発環境」をイメージすればわかりやすいだろうと思う。一般的に言われているPaaSという物は、SaaSのようにエンドユーザに提供するのでは無く、サービス提供側が用意した「プラットフォーム」上で開発を行う事ができる。PaaSのメリットとしては(SaaSの場合と同じく)サーバの負荷やメンテンスについては提供側に任せられる事が大きなメリットだ。ユーザは余計なサーバ周りの設定に気を遣う必要は無く、開発に集中できる。
ここまでが一般的なPaaSの説明ではあるが、個人的には私はPaaSはSaaSをインストールする基盤としても使われると考えている。既にGoogleは「Google Apps」向けにビジネスアプリケーションのオンライン市場「Google Apps Marketplace」を開設していたり、MicrosoftもAzure向けに「Microsoft Pinpoint」を開設している。これらの動きが広がればPaaSは開発プラットフォームという意味ではなく、クラウドのアプリを連携して使えるOS的な意味合いも持つのかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.31 01:23
今さら聞けない、知っておきたいクラウド関連のキーワード集(SaaS編)
2010.03.31
《SaaS/PaaS/IaaS》
「クラウド」と一口に言ってもサービス形態は様々だ。例えば、GmailもAmazon EC2もWindows Azureも一般的にクラウドと言われているが、それぞれのサービスの形態は異なり区別されるべきだろう。一般的にクラウドコンピューティングを分ける時には「SaaS」「PaaS」「IaaS」とに分類される。まずはそれぞれの特徴を見て見よう。《SaaS》
「SaaS(Software as a Service)」は、ソフトウェアをサービスとして提供する形態のこと。もっと単純に言えばインターネットから直接ソフトウェアを使う形態だ。今まではソフトウェアを利用するためには、CD-ROMからパソコンにインストールしたり、インターネットからプログラムをダウンロードして、それをインストールする必要があった。
しかし、SaaSで提供されるソフトウェアはインターネットに接続してブラウザがあれば使用できる。例えばGmailやGoogle ドキュメントなどを利用するのにプログラムのインストールは必要なく、ブラウザでアクセスすればすぐに利用できる。
では、このようなSaaSは従来の「インストールして利用する」物よりも何が優れているのだろうか? まずはデータがインターネット上にあるため、インターネットに接続できる端末ならば、どこからでも利用できるという点がある。これはネットに接続できる端末ならばどこからでもアクセスできるという事や、ソフトウェアがインターネット上にあるため、ソフトのために特別なハードウェアが必要としないというメリットもある。
またデータ管理やアプリケーション管理を、サービス提供側を行ってくれるのも有利な点だ。例えば、メールを利用するために自社でメールサーバを利用した場合、サーバの管理までしなければならない。もし、サーバに異常が起った場合そのサーバの対応までしなければならない。
しかし、SaaSで提供される場合、サーバなどの管理についてはSaaSを提供する業者がサーバの管理をしてくれる。もしサーバに障害が発生したとしても、自分達は対応せずともサービスの提供側が対応してくれる。つまりただ障害が直るのを待っていれば良い。
このようにSaaS形式は、ソフトウェアをインターネット上から利用できる形式の物となっており、かなりエンドユーザ向けのサービスだ。開発環境を提供するPaaSや、仮想サーバを提供するIaaSとは違い、自分達で開発を行うための物というよりは、ソフトウェアをサービスとして提供されるものだ。
クラウドを現状の「メールソフトやパッケージソフトの代替手段」として利用する場合はこのSaaSを指していることが多い。その場合はPaaSやIaaS向けのサービスでは無く、SaaS向けの物を探した方が良いだろう。
続けて「PaaS」の事を書いてしまうと思ったが、随分と長くなってしまった。PaaSやIaaSは次回にしたいと思う。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.31 00:07
大容量化が進むレンタルサーバ。そのディスク容量の使い道は?
2010.03.30
《さくらのレンタルサーバ》
まずは、定番の「さくらのレンタルサーバ」。既にいくつかWebニュースで報じられている通り3月30日からディスク容量を最大4倍に増加する。ライト(年間1500円)が500MBから1GB、スタンダード(月額500円)が3GBから10GB、プレミアム(月額1500円)が10GBから40GB、ビジネス(月額2500円)が20GBから80GB、ビジネスプロ(月額4500円)が40GBから150GBに増量される。
《ロリポップ》
同じく人気のあるレンタルサーバ「ロリポップ!」だが、こちらも「さくらのレンタルサーバ」に合わせたのだろうか? ちょうど3月29日に月263円のコースが従来のディスク容量を1GBから8GBまで増量している。さらにオプション料金を追加すれば10GBまで追加される。《これほどのディスク容量を何に使う?》
ユーザとしては、ディスク容量が増えてくれるのはうれしい限りだが、これほどのディスク容量を何使うのか迷ってしまう。Webページの公開だけでは使い切れないし、かといって写真や動画データもFlickrやYouTube、ニコニコ動画を使う方がいまはスタンダードだ。メール容量として使えば良いとは思うが、それだってGmailを使えば良い。
ディスク容量はあればあるほど良いが、今のところレンタルサーバではこれらの使い道を使い切る方法があまり浮かばない。もしかしたら、次のレンタルサーバのスタンダードはこの巨大なディスク容量をあえてユーザ側に提案できる所がシェアを獲得するのかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.30 00:02
Synergyと余ったノートパソコンを使ってトリプルディスプレイ環境を作ってみた
2010.03.29
これだけでも十分なのだが、最近使わなくなったノートPCが出てきたので、これを何か利用して「トリプルディスプレイ」にできないかと考えてみた。色々みたところ「Synergy」というソフトを利用すれば擬似的な「トリプルディスプレイ」ができるのではないかと思ってきた。
この「Synergy」というソフトは、利用する複数のマシンに入れると、1台のキーボードとマウスで複数のマシンを操作できるというもの。マシン間でマウスカーソルの移動やクリップボードの内容を共有できるので、マシンは別々だが、擬似的なデュアルディスプレイ環境を構築できる。また、このソフトの一番の特徴は、OSがバラバラでも使えるということだ、Windowsの別バージョンはもちろん、WindowsとMac OS、Linuxといった異種環境でも利用できる。
というわけで、元々デュアルディスプレイ環境だった自宅のPCと余っているノートPCに「Synergy」を入れて使ってみた。結果的にほぼ擬似的なトリブルディスプレイ環境を構築できている。マウスカーソルを画面の端まで持っていくと、ノートPCにワープするし、クリップボートの内容も共有できているようだ。
ただ、設定は少しやっかいな部分がある。初めのうちは、何も見ずに設定しようとしたのだが、ワープしたマスカーソルが戻ってこなくなったり、マウスカーソルがワープせずに設定に苦しんだがこちらのブログ記事を見ながら設定を行って、ようやくマウスカーソルが意図したとおりに動くようになった。
それで、せっかくトリプルディスプレイにしてみたのだが、考えてみれば特に表示させたい物もなく、現状では日々の予定を表示するGoogleカレンダーを常に表示させるものになっている。せっかくのディスプレイ表示もったい無いと言えばそうなのだが、どうも他に表示するものを思いつかない。まあ、せっかくディスプレイが1枚増えたので、何を表示させるかもうちょっと考えたいと思う。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.29 23:04
用途別 オンラインバックアップ・同期ツールのまとめ
2010.03.25
《同期ツール》
最近、一番使われているのが、複数のパソコンやスマートフォンにデータを同期するツールだ。これらは単にバックアップとして使われるだけでなく、USBディスクの代わりとしても利用できるし、iPhoneなどからもファイルを参照できる。代表的なツールは以下の3つだ。○Dropbox
○SugarSync
○ZumoDrive
《Webフォルダ》
Webフォルダは同期機能などは弱いが、同期ツールよりもファイル容量が比較的多い。何人かのファイル共有やよく使うデータのバックアップなどに向いている。○NAVER Nドライブ
○Skydrive
《有料バックアップ》
最後に紹介するのは、有料ではあるがディスク容量が無制限の物だ。ディスク容量が無制限ではあるが、同期ツールやWebフォルダのように外部ディスクのように利用するというよりは、緊急時のリストアツールとして考えていた方が良いだろう。○インターネットディスク
→ バックアップツール以外にもWebフォルダ機能も別メニューである。
○Keepit
→ 500円で無制限でバックアップができるサービス。
このように色々オンラインストレージといっても色々な物がある。用途に使い分けた方が良いだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.25 22:49
パソコン通信からTwitterまで、情報通信をテーマにしたドラマの移り変わり
2010.03.24
もちろんTwitterのようなインターネット上のサービスをテーマにしたドラマは、今回のドラマが始めてでは無い。過去にはパソコン通信やポケベルなどのインターネット以前のメディア・通信手段がテーマとなったドラマは存在している。例えば、以下のような物がそうだ。
《パソコン通信》
1989年空と海をこえて1993年ポケベルが鳴らなくて
1996年(ハル)
1996年誰かが誰かに恋してる
《電子メール》
1998年ユー・ガット・メール1998年WITH LOVE
《掲示板、コミュニケーションサイト》
2005年電車男2007年今週、妻が浮気します
それぞれのドラマについては、リンク先を見ていただければと思うが、初期のドラマは基本的に「匿名」で「1対1」をテーマした物が多い。(例えば「(ハル)」や「WITH LOVE」)。これは、パソコン通信や初期のインターネットのイメージである「匿名性」や「顔が見えない」「誰がやっているのかわからない」といったイメージをそのまま投影したので、このようなテーマになるのが多いのだと思う。
一方「電車男」以降の場合は「1対1」のコミュニケーションでは無い。どちらも掲示板やQ&Aサイトの「住人」に質問を投げかけることで物語がすすんでいく。これはメールのような「1対1のコミュニケーション」では無く「1対多のコミュニケーション」となっているだけで無く、ただ読んでいるだけの人も出てきており、ある種の「劇場」ともなっているとも言えるだろう。今回、ドラマとなるTwitterも、まさかプロテクトをして進めていくとは考えにくい。主人公の公開されているツイートを他の登場人物などが見ながら、話は進んでいくのだろう。
それにしても「顔の見えない1対1」だったパソコン通信・インターネットもずいぶんと一般化したものだ。情報通信技術がテーマとなるドラマは、今度のTwitterで最後になるのかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.24 00:44
社内のパソコン係になったら覚えておいた方が良いショートカットキー
2010.03.23
《「ローマ字変換」が「かな変換」になった》
比較的よく相談される事例だろう。これは「Alt」キー+「ひらがな」キーを押すと「ローマ字変換」と「かな変換」を切り替えることができる。《英語の小文字を打とうとしたら、大文字になってしまう。》
これは「Caps Lock」になっているのが原因だ。「Shift」キー+「Caps Lock」を押せば、戻すことが出来る。《文章を打っていると挿入されず上書きされてしまう。》
「Insert」キーを押して「上書きモード」にしてしまったのが原因だ。もう一度「Insert」キーを押せば直る。《画面が回転してしまった》
最近、知ったのがコレ。パソコンによっては「Ctrl + Alt + 矢印」を押すと、画面が回転してしまう。もし、画面が回転してしまったら、「Ctrl + Alt + ↑」を押せば直すことができる。トラブルの原因がショートカットキーの誤操作だけでは無いが、上記のショートカットキーを知っているだけで「パソコンのトラブル」を解消することができる。覚えておいて損は無いだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.23 23:06
「クラウドの定義」のまとめ
2010.03.17
もしあなたが「マーケティング関連」の方であれば「バズワードです」と答えるし、あなたが専用サーバやデータセンター関係者であれば「短期間でサーバの台数を増減できる専用サーバ」と答える。また、開発などをしない純粋なユーザ企業の人であれば「ブラウザだけで使えるソフトウェア」という答える。これらはどれも間違いでは無いとは無いが「クラウド」の一側面を見ているだけに過ぎない。それでは、どのように「クラウド」の一般的な定義はなんなのだろうか? 一般的な「クラウドの定義」については、様々な団体が色々な定義を出してる。今回はそれらをまとめてみよう。
○Gartnerの"クラウド"の定義とは? - ガートナー・ジャパンがレポート公表
まずはガートナー。ガートナーではクラウド・コンピューティングを「スケーラブルかつ弾力性のあるITによる能力を、インターネット技術を利用し、サービスとして企業外もしくは企業内の顧客に提供するコンピューティング・モデル」と定義しており、「必要な時に必要なサービス、リソース、情報もしくは環境を、低コストかつ低エネルギーで提供する仕組み、およびそこから提供されるサービス、リソース、情報もしくは環境」として説明している。
○マッキンゼーのクラウドコンピューティングの定義 - Casual Thoughts
こちらのブログでマッキンゼーのレポートが要約されている。見ていると「クラウド(Cloud)とクラウドサービス(Cloud Services)をはっきりわけており、クラウドサービスというものがクラウドと混同されていると強調している」といった点が特徴的だ。
○とても重要な NIST のクラウド定義:対訳
○米国政府とクラウドの定義
次は企業ではなく「政府」米国標準技術局(NIST)が考えるクラウドの定義。オンデマンドやマルチテナントなど比較的オーソドックスなものになっている。
○クラウド・コンピューティングの定義 : 産地偽装クラウドにだまされないために
SaaS、PaaS、IaaSなどの用語やクラウドの特徴などをまとめている。 全体的に見るのであれば、これを参考にしても良いだろう。
○Life is beautiful: 誰にでも分かる「クラウド」
クラウドを皮肉ぽく書いているが、こういう文章を読むと「クラウド」はある意味バズワードなのだと思う。
クラウドの定義だけで、このように色々とある。もしあなたが全体的に「クラウド」を説明したいのであれば、これらのクラウドの定義を参考にしても良いだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.17 23:48
一般人の飲み会のユーストなんて見て、なにがおもしろいの?
2010.03.17
例えば、私が参加しているある勉強会があるのだが、飲み屋で行ったこの勉強会の打ち上げ風景を放送したところ、まったく宣伝などをしていないのにも関わらず20人程度の人間が見ていたようだった。もちろん、20人程度の視聴者は大したことがない。しかし、このようなUstreamを利用して生放送を行っているのは我々だけではない。多数の人たちが今もどこかでUstreamを利用して生放送をしている。
あまりUstreamなどを見ていない人は、一般人の飲み会の風景などを見てもおもしろくないのではないかと思われるだろう。しかし、Ustreamで流れてくるのが、自分の友人や知り合いだった場合、見てしまう人も出てくるのではないかち思う。そうでなければイベントでも勉強会でもない、我々の飲み会などに20人「も」見るはずがない。
これは、mixiなどのSNSに書かれている日記をイメージするとわかりやすいかもしれない。mixiなどの日記も、一人一人の日記はそれほどアクセス数はないが、mixi全体では、大きなアクセスとなっている。Ustreamもそれらと同じように、個々の放送はそれほど見られなくとも、全体で見れば大きなアクセス数となるだろう。
それぞれ見ているものが別の物でも、全体をあわせれば非常に大きな数となる。従来はテレビやゲームに割り当てられた時間が、それぞれのUstreamに割り当てられれば、テレビをみたりゲームをする時間も減っていくではないかと思われる。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.17 21:54
月額500円で使える! 続々登場する低価格IaaS型クラウド
2010.03.10
まずは、フリービットが発表した「ServersMan@VPS」だ。月額500円でCent OSが搭載された仮想サーバが使えると破格のサービスとなっている。スペックは「HDD 10GB / メモリ 256MB」と、今時のサーバに比べれば確かに低いが「WebDAV機能によって、PC(Windows/Mac)からシームレスにファイルを操作することも可能」とあり、ストレージとしても使えるのだろう。
次にご紹介したいのが、和製パブリッククラウド型IaaSユニットホスティングだ。スペック的にはスペックは「HDD 10GB / メモリ 256MB」で月額1980円と「HDD 20GB / メモリ 512MB」で月額2980円となっている。
フリービットの「ServersMan@VPS」はスケールアウトができるのかよくわからないが、ユニットホスティングはスケールアウトを前提として作られているように思える。また、これぐらいのスペックだと実際にソーシャルアプリの開発というのは難しいかもしれないが、開発用サーバなどの一時用途や個人利用などでは、このぐらいのスペックでも十分に利用できるだろう。
さすがにAmazon EC2などと比べると選択肢は少ないし、スペックも低い。ただ、現状でもある程度は使えそうだし、このような流れがすすんでいくのは間違いがない。クラウドは意外に早く価格競争になるかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.10 23:21
ニフティクラウド 5日と8分のジレンマ
2010.03.09
さて、このライブドア・テクニカルセミナー、基本的にライブドア社の発表が中心だったが、最後にライブドア社以外の会社「ニフティ」が自社のクラウド「ニフティクラウド」の説明をしていた。
ニフティクラウドは、既に様々なWebニュースで報じられている通り、VMwareをベースとしたIaaS型のクラウドだ。Amazon EC2を意識した作りになっており、サービス内容を聞く限り、それに近い物になっている印象をうける。
このニフティクラウドに限らず、最近では国内でもIaaS系のクラウドが続々と登場している。その背景にあるのが、「ソーシャルアプリ」だ。mixiなどのSNS上に構築される「ソーシャルアプリ」はアクセス数が予想できないため、Amazon EC2のようなIaaS型のクラウドを利用する所が多い。
既に数多く利用されているAmazon EC2に対抗して、国内のクラウドベンダーは、Amazon EC2の弱点であるレイテンシの問題をついて、日本のソーシャルアプリベンダーに売り込みをはかっているようだ。
しかし、ニフティクラウドはソーシャルアプリには、なかなか使いづらい制約がある。それは利用までに時間がかかるという事だ。ニフティクラウドの申し込みのページにも書いてあるとおり「ニフティクラウドのご利用は、ニフティの法人会員として契約いただいている」ユーザに限定される。法人会員として登録されていないユーザはオンラインで約5営業日、郵送で約10営業日が必要となる。
ただし、ニフティの法人会員IDを持っていれば8分で利用できるらしい。ライブドアのテクニカルセミナーでは申し込みにかかる5日と実際に利用できる8分を合わせて「利用できるまで5日と8分」と説明していたが、正直なところニフティの法人会員IDを持っている方が少ないだろう。
Amazon EC2などのIaaS型のクラウドの魅力に「すぐに利用できる」という点がある。もし、ニフティクラウドが本気でクラウドに注力するのであれば、この5日と8分の期間をどうにかしたほうが良いだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.09 23:45
ノートン 360 バージョン 4.0を使ってみた。
2010.03.08
| ノートン 360 バージョン 4.0 プレミアエディション | |
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ノートンやウィルスバスダーなどのセキュリティソフトは、案内パソコンの相性の問題がある。なので、実際に評判が良くとも自分が使ってみると、パソコンのパフォーマンスが著しく遅くなる場合がある。
実際に私もヘビーユーザーに評判の良いある。セキュリティーソフトを入れてみたのだが、以上に重たくなってしまった。その時に、入れ替えたのがノートンである。昔は、異常に遅いセキュリティーソフトだったノートンだが最近では、非常にパフォーマンスが良くなっている。
私も数年前からノートンを利用しているが、現在のパフォーマンスに非常に満足しているし、比較的ノートンを信頼している。それは、数々のブロガーイベントでその製品を親切に説明しているからだ。ノートンのブロガーイベントは、一つ一つの製品を説明してくれて商品の信頼性が非常によくわかる。この新しいノートン360にもブロガーイベントがあったのだが、残念ながら私は参加することができなかった。しかし新しいノートン360「ノートン 360 バージョン 4.0」が、発売されたというので早速、購入し、インストールしてみた。その試用レポートをお送りしたい。
まず、インストールはこちらのブログを見ていてだけはわかる通り、非常に簡単にインストールができる。また、動作も非常に軽くかつてのノートンの悪評は完全に払拭されていると思う。
また他のセキュリティソフトは、基本的にファイヤーウォールやウイルス対策のみを行っているが、このノートン360には、他のセキュリティーソフトにはない。特徴がある。それは、オンラインストレージとパソコンの最適化だ。
まず、最適化から見てみよう。これはパソコンのディスク容量を最適化したり、パフォーマンスを下げる要因を取り除くものだ。セキュリティソフトというと、基本的には、パソコンが重たくなってしまう要因だった。しかし、このノートン360は重たくすることだけではなく、このようにパソコンのパフォーマンスを上げるためにも一役買っている。
もうひとつは、オンラインストレージがついている事だ、ノートン360はストレージ容量を2ギガまで保存でき。これによって、パソコンに不具合がでても、データを復旧することでき。これは、他のセキュリティーソフトにはない特徴だ。
通常だと2ギガの容量だが、プレミアム版だと25ギガのディスク容量が、保存領域として割り当てられる。通常盤とプレミアム版はそれほど値段が変わらない(1500円程度の差)。なので、ディスク容量を多く欲しい人は、プレミアム版をオススメする。年間で1500円程度で十倍のディスク容量を確保できるのであれば、プレミアム版の方が良いだろう。
このディスク容量は、たんにバックアップだけではなくWebから保存状態を見ることができる。WebからはNorton Online Backupから保存された情報を見ることができる。また、まだベータ版ではあるが、iPhone のアプリから保存されたデータを見ることもできる、こちらのiPhoneのアプリはここからから入手する事できる。iPhoneのアプリは正直、利用できるほどの物ではないが(少なくとも、私の環境ではクラッシュする。)今後バージョンアップをしていけばなんとか使えるようになるだろう。
このようにいろいろと使えるノートン360ではあるが、いくつか不満点もある。一番の不満点は、スカイプとの相性の悪さだ。スカイプで音声通話をする場合に、相手側にうまく通信できない場合がある。ノート360をきると正常に音声通話ができるのでこれはノート360の問題だろう。インスタントメッセンジャーもそうだが、この手のアプリが使えないと私のような人間は非常に困る。今までのバージョンではこのような問題がなかったので、この点については非常に残念だ。
とはいえ、全体的に言えば、通常のセキュリティーソフトよりも非常に使える。ソフトとなっている。この春にセキュリティーソフトを新しくしたい人にはぜひオススメだ。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.08 00:19
EvernoteやDropBox、台頭する「フリーミアムアプリ」の特徴を考える。
2010.03.07
《<盛り上がるEvernote》
先日Evernote 日本法人のニュースが発表された。英語版にも関わらず既に多くのユーザが利用している事や、様々なメーカがパートナーとして発表されたこと、さらに2冊の同時にEvernoteの本が出版された事で、Evernoteそのものが大きなニュースとして取り上げられた。私もEvernoteのEvernote日本語解説書、2冊同時出版記念イベントに参加したのだが、私が会場に着いたときは既に会場は満杯で立ち見の状態となっており、最終的には廊下にまで人があふれていた。こんな所もEvernoteの盛り上がりを表しているだろう。
盛り上がっているのはEvernoteだけではない。DropboxやSugarSyncといったアプリもインターフェイスが英語であるのにもかかわらず多くの日本人が利用している。
《フリーミアムアプリの特徴を考える》
これらのEvernoteもDropboxなどのアプリは、全てをWeb上でやるのでもないのでSaaSとも違う。これらにあえて「フリーミアムアプリ」とでも名前をつけて、いくつかの共通している特徴を考えてみようと思う。その共通した特徴とは「サービス料金がフリーミアムモデル」「マルチアクセス」「個人利用を前提」ということだ。それぞれ、説明してみよう。まず、これらのアプリの特徴は料金体系的に「フリーミアム」モデルを採用しているアプリだということだ。EvernoteもDropboxもある程度の機能と容量は無料で利用でき、ディスク容量を増やしたり、オプション的な機能を使いたい場合は料金を払う形となっている。
これらのアプリの場合はストレージに関する物が多いため、ある程度ユーザが使い込んでいると、料金を支払う可能性が高くなる。そのツールを使い込んでいれば、自然に容量が足らなくなり、ツールを引き続き使いたいのであれば、有料版を利用することになる。ストレージ容量によって料金を変えるのは、フリーミアムモデルと非常に相性が良いと思われる。
また、これらのアプリが多数のデバイスで同期が可能な点「マルチデバイス」が前提となっていることも見逃せない。EvernoteやDropboxはWindowsやMac版のクライアントはもちろん、iPhoneなどのモバイル端末でもサポートされている。さらにWeb版も用意されているため、比較的デバイスに縛られず利用することもできるだろう。
従来にもオンラインストレージなどのサービスがあったが、単にバックアップとして利用するものがほとんどだった。しかし、現在登場しているEvernoteやDropboxは、複数のデバイス間で同期が可能であったり、そのアプリ上で閲覧・編集・追加などが可能になっている。以前のオンラインストレージでは単にバックアップしか利用できなかったが、これらのツールでは日々のツールとして閲覧・編集などが可能となっている。
最後にこれらのアプリが、個人用のサービスということだ。グループウェアなどのツールでも「フリーミアム」モデルでサービスを提供しているものがあるが、これらのツールは「集団」で利用するものであるため、なかなか普及されない。なぜならば1人が良いと思って使っても周りか使ってくれなければ意味がないからだ。
一方のEvernoteやDropboxなどは個人で利用できるサービスだ。そのため「周りが使っていないから使わない」という事が無く個人でも利用できる。グループウェアなどの「集団」で利用することが前提のため、自分がどれほど使っても周りが利用していなければ、意味が無くなってしまう。このようなアプリは個人向けから広がっていくのだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.07 21:33
本の中身が勝手に変更されるのを良しとするか?
2010.03.03
《<なくならない誤植》
まずはCMというわけで、このブログでもさんざんお知らせをしている通り、私の単著である「ツイッター仕事術」が発売した。既に何人か購入していただいているようで色々と感想をいただいている(ありがとうございます!)
ただ、残念ながら本を出版したのは良いが、どうしても誤植がなくならない。このブログをご覧になっている方はご存じだと思うが、私は非常に誤植が多い、この前も数ヶ月ぶりにブログを更新した友人からは「ヨコタさんのブログは誤植の宝庫ですね、ギャハハハ」と言われる始末だ。というわけで「ツイッター仕事術」にも既に何カ所か誤植の指摘をいただいている。
WebページやBlogならば、誤植はすぐに修正できるが、印刷物の場合は当たり前だが修正はできない。現在の本はWebページで、誤植や誤字脱字のサポート情報を出してはいるが、全員が見るとは限らない。
《自動的に最新版となる電子出版》
このように一度出版してしまうと誤字があった場合、それを直すのは難しいが電子出版ならば、それがすぐに修正できる。メールマガジンのようなダウンロードする物で無ければ、電子出版物は出版した後でもソフトウェアのように修正することができる。誤字脱字を修正するだけで無く、本を出版した後で最新の情報にアップデートすることも可能だ。私も「ツイッター仕事術」の執筆中、日本語版リツイートや友人追加の機能が変更になったり、Bill Gatesなどの有名人のTwitter参入など色々に出来事があった。もし電子出版で出していたならば、もう少し最新の事情を入れられただろう。実際に電子出版で発売されている「Evernote Handbook ―」は「アップグレード」する本と題して、読者から誤植を呼びかけたり、最新情報を追加するとしている。今後は、この本のように先行でベータ版としてテキストを出してその後修正を行うような「本」も出てくると思われる
《一方で意図的な「修正」も》
このように作者側としては、電子出版はいくつかメリットがあるが、一方でコンテンツ配給者があまりにも強い力を持つと、意図的な情報改竄・情報操作も可能になってしまうかもしれない。例えば、Kindleから1984が消えた事件は、まさにそのような事件の典型だろう。電子出版ならば、出版された本の中でいくらでも修正ができる。さすがに本の内容が「まるごと変更」されるという事は無いだろうが、コンンテンツ配信業者の都合で書籍の内容が変る可能性も出てくるだろう。それが悪い事なのか良いことなのか厳密にはなんとも言えないが、電子出版になれば本の内容が勝手に変ることがある事は確かだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.03 23:40
さくらインターネット研究所が長い沈黙を破りブログを開始
2010.03.02
昨年6月にプレスリリースを出して以来、沈黙を守っていたさくらインターネットの研究機関「さくらインターネット研究所」がブログを開始したようです。おめでとうございます!
○さくらインターネット研究所
ブログの内容は「当サイトは研究員によるブログ形式の発表の場です。気軽な読み物とエンジニア向けTIPS集として、お役に立てれば幸いです。」とある通り、最初のエントリは「Hello world」を取り上げるなどエンジニアに向けた物になっています。
スタッフ紹介を見ると、研究テーマは「サーバの仮想化、クラスタリング、グリッドコンピューティング」「Key Value Store」「ファイルシステム・ストレージの仮想化」などクラウドにつながるテーマが多いので、クラウド関連の技術に関心のある人は、RSSリーダに登録しておくべきでしょう。
ちなみに、ブログのTop画像は何回かリロードすると変わるようです。この画像、恐らくサーバの画像だと思うのですが、こちらの画像もふえていくのでしょうか?いや、つまらない所に目がいってすみません…
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.02 21:34







