まつもとさんが語る人生の戦略
2008.10.13
まつもとさんと言えば、プログラミング言語「Ruby」の開発者。そのようなスゴイ人の生き方は、イレギュラーすぎて参考にならないのでは無いか? という声もまつもとさん自身も聞いていたらしく、今回は「まつもとさんが人生の中で役に立った戦略」というテーマで講演をしていただいた。
《現在のエンジニアはどのようにして、生き残っていくのか?》
まず、まつもとさんは現在のITエンジニアという職業が、それほど魅力的に見えなくなっている点を指摘。なぜ、そのようになったのかと言えば、物作り軽視、理系軽視、プログラミング軽視、などの風潮がこのような「ITエンジニア」の軽視につながっていったのでは無いかと語った。ただ、同時にまつもとさんは「とはいえ嘆いても始まらない。社会は変えられないが、自分の待遇は変えられる。」と語り、黙っていても幸せになれる昔と違い、今は受け身では生き残れない。人生に戦略が必要とし、まつもとさんが人生の中で役に立った事を説明してくださった。
《自分の幸せを知らなければ自分は幸せになれない》
まず、まつもとさんがお話になったのは「自分の長所(利点)が何で、自分の欠点は何か?」「自分の幸せは何か?」という事を知るということ。特に「自分の幸せ」については、「自分の幸せを知らなければ自分は幸せになれない。」ということ。自分の幸せ、価値観は何だろうか? 金持ちになることだろうか?、世間から評価されて有名になることだろうか? それとも、好きなことに没頭することだろうか? 自分にとっての「幸せ」がわからなければ「幸せになる」ことはできないだろう。 ちなみに、まつもとさんの幸せは「プログラミングに没等したい。」とのことだった。
《目標、戦略、行動》
では、自分にとって「幸せ」がわかったところで、幸せをどのように手に入れればいいのか? 現実にはその「幸せ」を手に入れるのは厳しい。しかし、まつもとさんは「できないと思うからできない、挑戦なしに結果なし」とし「目標、戦略、行動」を考えることで、幸せになる確率を上げることはできると説明。
その確率を上げるにはどうしたら良いのか? という事にたいしては、まず「代替可能ではない自分」を作ること。誰でもできる代替可能な仕事では、自分の仕事が他人に置き換えられる可能性がある。
そのためには、他人と違う差別化戦略が必要となる。まつもとさんは、差別化戦略については「自分にとって良い点を伸ばして、悪い点を無視する」という戦略が良いと説明した。自分にとって良い点であれば、その分野について継続できる事もできるし情報収集もやりやすい。そして、それに向かって行動をし、まずやってみなければならない。
《まとめ》
結局のところ「自分と他人は違う」「自分の人生について他人は無責任」であり、自分の人生を幸せにするには、まず自分の「幸せを見つけること」そして、他人との差別化を行い、そのために行動しそれらを継続していかなければならないということなのだろう。また、まつもとさんの講演の中では「機嫌を良くするのも戦略」というお話も印象に残った。自分が不機嫌になれば、周囲も無駄な気を遣うか不機嫌になる。仕事は1人で行う物では無いので、周囲を不機嫌にさせれば結局のところ自分が不利益となるので、できるだけ機嫌をよく仕事をすることが大事なのだろう。
自分の価値観、自分の幸せを設定するのはある意味非常に難しい。ただ、まずはそれらを自分自身と考えていかないと、いつまでたっても「自分の幸せ」にたどり着けないのだと、まつもとさんの講演を聴いて考えた。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2008.10.13 22:40
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。
名前:横田2008年10月15日 23:00
ありがとうございます。修正しました。
名前:匿名2008年10月17日 04:38
「変えられない」に修正したら絶望するしかありません><
名前:匿名2008年10月19日 08:43
「自分の待遇は *変えられる*」では?
名前:横田2008年10月19日 21:36
うわーすみません。訂正いたしました。






名前:匿名2008年10月15日 13:41
「とはいえ嘆いても始まらない。社会は変えられないが、自分の待遇は変えられるない。」
変えられるない…。